まだ間に合う!?今から始める○○○を摂取して花粉症対策
花粉症の原因は、体の外から入ってくるアレルギー物質に、反応しすぎてしまうことで起こります。
人の免疫細胞には、Th1細胞、Th2細胞の2種類があり、それぞれがバランスを取りながら、担当のウイルスと戦うことで、健康を保っています。
しかし、花粉症の人は、Th2の方が多くなっており、花粉やアレルギー物質と戦うために、IgE抗体（アレルギー抗体）を産み出し、それが花粉と結びつき、一定の量を超えるとアレルギー症状が起こります。
Th2細胞が多い理由は、はっきりとは分かっていませんが、食生活の乱れや腸内環境が悪い状態にあることなどが関係していると言われています。
そこで是非、摂取していただきたいのが【乳酸菌】です。
【乳酸菌】が腸内で働くことによって、腸内環境が改善され、免疫力が高まり、アレルギーの花粉症状も緩和されることに繋がります。
誤解されがちですが、乳酸菌を摂取したからといって数時間～数日で花粉症の症状がキレイに治まるというわけではないんです。
残念ながら、『即効性』が期待できるものではないのが事実です。
乳酸菌の摂取は、花粉症の症状が出る前から続けてることが大切です。
遅くとも花粉が飛び始める2週間は前に摂取したいところですが、早いに越したことはありません。
乳酸菌を摂取する習慣は、花粉症だけでなく、風邪やインフルエンザなどの予防にも期待できるので、時期に関係なく摂取することをおすすめします。
乳酸菌には【動物性乳酸菌】と【植物性乳酸菌】があるのはご存知でしたか？
◆動物性乳酸菌
牛乳中に含まれる乳糖のみを分解し発酵する乳酸菌です。
栄養素も豊富で乳糖も安定しているのでバランスが良く乳酸菌にとって環境がとても良いです。
そのため食塩や熱、酸などに弱く、食品に利用することが難しく、胃酸や胆汁酸により死滅してしまうので生きたまま腸に届くことが難しいです。
そこで、おすすめ植物性乳酸菌
・LG21乳酸菌
・1073R－1乳酸菌
・BB536ビフィズス菌
・KW乳酸菌
・フェカリス菌
・L－55乳酸菌
乳酸菌を腸まで届けるために、ヨーグルトなら必ず食後に食べましょう。
空腹時は胃酸が強いため、胃酸により乳酸菌が殺されてしまいます。
◆植物性乳酸菌
野菜や穀類など植物性の食品を発酵する乳酸菌です。
野菜や穀類は種類により含まれている糖の種類や濃度がまちまちです。
そのため牛乳に比べると栄養価も低く乳酸菌にとってはあまり良い条件ではありません。
さらに野菜や穀類などの発酵食品には食塩を使用します。
植物性乳酸菌はこのように悪条件下でも増殖でき、様々な微生物とも共存できるので動物性乳酸菌よりも強い乳酸菌です。
胃酸や胆汁酸にも強いのでしっかりと生きたまま腸にまで届きます。
この強さが私たちの健康も維持してくれています。
植物性乳酸菌を含む物
・醤油
・味噌
・麹(こうじ)
・漬物(ぬか漬け 等)
・キムチ
・ザーサイ
・ザワークラフト
・ピクルス
・ラブレ(植物性乳酸菌飲料)
など
醤油、味噌、麹(こうじ)、漬物(ぬか漬け 等) など塩分が多いのでの摂りすぎに注意が必要です。
乳酸菌は、ずっと腸内にとどまるものではないので、毎日食べる習慣をつけてください。
腸内環境を整え、花粉症対策をよりするためには、毎日食べ続け、かつ一定期間その習慣を継続することが大切です。
体質ケアは、今日、明日でできるものではないので、継続することをおすすめします。
体質が良くなったからといってやめてしまっては、また元の体に戻ってしまいます。
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